「30代に入ってから、急にお腹が出てきた」「今まで履いてたズボンが入らなくなった」

                   

                  なんて話をよく耳にします。

 

           俗に「メタボ」「ビール腹」と呼ばれるものが原因ですが、

 

               見た目にも健康にもいいものではありません

 

              耳にする機会も多い「メタボ」という言葉ですが、

 

          いわゆる「肥満」と混同している方も多いのではないでしょうか。

 

       ここでは、「メタボとは何か?」や「メタボのメカニズム」について解説します。

 

                        

 

                    メタボとは

 

   メタボリックシンドローム(略してメタボ)とは、内臓脂肪症候群や代謝症候群とも呼ばれる、

 

       内臓脂肪の蓄積(お腹がポッコリ出てくる状態)に代表される症状のことですが、

 

          これだけではなく、更にいくつかの数値異常を伴うものをいいます。

 

                   この内臓脂肪の蓄積に加え

 

 高血圧、高血糖、脂質代謝異常の3つの症状のうち2つ以上に当てはまる場合、メタボと診断されます。

 

              つまり、単にお腹が出ている状態を指すのではなく、

 

   高血圧など医学的にも「異常」と認められる症状を伴った、健康上リスクの高い状態を指します

 

   具体的には、放置しておくと心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因になります。

 

                 いわゆる肥満との違い

 

            では、肥満とメタボにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

             肥満とは、毎日の食事から必要以上のカロリーを摂取して、

 

                脂肪がたまった状態一般のことを指します。

 

     運動や労働によってエネルギーとして消費する以上のカロリーが蓄積された状態のことです。

 

      この肥満を測定する方法として、現在はBMI指数というものが取り入れられています。

 

          BMI指数は、体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)で表され、

                 

                指数が25を超えると肥満とされています。  

                         

         肥満とは、単に体に多くの脂肪がついている状態を指す言葉に過ぎず、

 

             それがそのまま疾患と結びつくわけではありません

 

       (もちろん、肥満が良いとも言えませんが、逆に痩せすぎも良くありません)

 

             それに対してメタボは、先ほどもお伝えした通り、

 

       肥満の状態に加え高血圧などの症状が伴った、健康状態を指す言葉と言えます。

 

            分かり易く言うと、肥満>メタボということになります。

 

 

 

                    肥満の種類

 

            さらに、肥満には大きく分けて2つの種類があります。

 

          その体型から、リンゴ型肥満洋ナシ型肥満と呼ばれています。

                          

         内臓脂肪型肥満(リンゴ)と皮下脂肪型肥満(洋ナシ)とも呼ばれ、

 

           一般に前者が男性に後者が女性に多いと言われています。

 

            そして、この2つの肥満には大きな違いがあります。

                                                        

            この内臓脂肪と皮下脂肪を合わせて体脂肪と呼びます。

 

    皮下脂肪はいわゆる「つまめる脂肪」で、体温を保ったりエネルギーを蓄積する役割があり、

 

            妊娠や出産をする女性に多くつくようになっています。

 

            対して内臓脂肪は、男性に比較的多くつくとされますが

 

             中年以降は男女ともに増えるという特徴もあります。

 

       そして、メタボに典型的な肥満が、この内臓脂肪型(リンゴ型)になります

 

                     まとめ

 

                メタボは、内臓脂肪型肥満に加え、

 

        高血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち2つ以上に当てはまる症状をいい、

 

    いわゆる肥満の一種ではあるものの、肥満よりもより不健康な状態であると言えます

 

     ただ単に「太っているから」というだけでは済まされない危険性を孕んでいます

 

      その一方、内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ落としやすいという特徴もあります

 

          正しい知識と適切な対策で、メタボは解消できるものです

 

       ここまで、メタボリックシンドロームの概要についてお伝えしてきました。

 

   次回以降、メタボの原因・危険性やその対策についてさらに詳しく解説していきますので、

 

                   ぜひご覧ください。

 

               ここまでありがとうございました。