「ワカメや昆布は髪の毛に良い」「ストレスは薄毛の原因」など、

 

             薄毛や抜け毛に関して、さまざまな説が存在します。

 

        でも、「それって本当なの?」「どんな根拠で?」と思う方も多いのでは。

 

      ここでは、髪に関する代表的な俗説の真偽について、調べてみたのでお伝えします

                

 

                    AGAの原因

 

 おさらいになりますが、AGA(男性型脱毛症)には、科学的な根拠を伴うメカニズムが知られています

 

 

   男性ホルモンであるテストステロンが、毛乳頭の中にある酵素、5aリダクターゼと結びついて、

  

     

     発毛を抑制するDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することで引き起こされます。

 

 

   このことを踏まえて、代表的な髪に関する俗説について、科学的な見地から見ていきましょう。

 

 

                 ワカメや昆布と髪の毛

 

                                                   

     「ワカメや昆布を食べると、太くて黒々とした髪の毛が生えてくる」と言われますが、

 

                 このことに科学的根拠はありません。

 

      確かに、ワカメなどに含まれるミネラルは、髪を形成する成分として知られていますが、

 

            ミネラルを豊富に含む食品は、他にもたくさん存在します。

 

            「バランスよくミネラルを摂取する」ことは大切ですが、

 

           それがこれらの食品が「髪に良い」という理由にはなりません。

 

            一説には、ワカメの黒いイメージと髪の色が結びついて

 

             そう言われるようになっただけだと言われています。

 

          つまり、日本人の髪の色が黒いからそう言われるというだけで

 

             これが金髪の人なら「トウモロコシは髪に良い」、

 

   茶色系統の髪なら「チョコレートが良い」と言っているのと同じレベルであると言えます。

 

            あくまで、バランスの取れた食事が大切なのであって、

 

         特に髪に効果的な食品があるということではないということですね。

 

 

            頭をブラシなどで叩くと髪が生える

 

            AGAの専門クリニックでは、皮膚を傷つけることで、

 

   人間が本来持っている治癒力を利用して、成長を促すという治療法が取り入れられています。

 

         しかし、専門的な技術を必要とし、加減というものがありますので、

 

  セルフケアにおいては、「生えろ、生えろ」と力が入り過ぎないようほどほどにしておきましょう。 

 

 

              母方の祖父の薄毛が遺伝する

 

      遺伝と薄毛は、科学的な見地では「ある程度関係する」というのが一般的です。

 

         しかし、「どのように遺伝するか」「どの程度遺伝するか」など、

 

            詳しいことは解明されていないのが現状のようです。

 

      「母方の祖父」というのも、根拠がはっきりしない都市伝説と言えるもので、

 

  逆に「父方の祖父」や「母方の祖母」などが遺伝しないとも言い切れないということになります。

 

 

             常に帽子をかぶっているとハゲる

 

            帽子をかぶっていると、ムレてハゲると言われていますが、

 

    確かにムレることによって、皮膚が赤くなったりフケが大量に出るなど良くない面もあります。

 

         しかし、むしろ、紫外線から頭皮を守るというプラスの効果が大きく、

 

       総合的には帽子をかぶったほうが髪の毛には良いということが言えるでしょう。

 

           実際、帽子を常にかぶっている野球選手と一般的な人との間に、

 

               ハゲ率に差がないというデータもあります。

 

                日差しの強い日は帽子をかぶって外出し、

 

         帰宅後はしっかりシャンプーをして頭皮のケアを行うようにしましょう。

 

               

                 ストレスが薄毛の原因

 

      

                   人はストレスを感じた時、

 

    体内にホルモンの一種であるコルチゾール(別名ストレスホルモン)が分泌されます

 

        このコルチゾールには、男性ホルモンの分泌を促す作用があります。

 

            お伝えしているように、AGAの原因となるDHTは、

 

       男性ホルモンであるテストステロンが変化することにより生成されるもので、

 

      コルチゾールの分泌とDHTの増加との間に、一定の関係あると言われています。

 

        また、育毛には必要な栄養素が頭皮まできちんと届けられる必要があり、

 

               そのためには良好な血行が不可欠ですが、

 

             人はストレスを感じると、一種の興奮状態になり、

 

                  血流が悪化しやすくなります。

 

             そのため、ストレスは慢性的な血行不良の原因となり、

 

                頭皮環境にとって良いとは言えません。

 

    ストレスを溜め込まず、定期的に発散することが、薄毛対策にも大切な要素であると言えます。

 

                       まとめ

 

     髪の毛に関係するとされている代表的な俗説について、その真偽を検証してきましたが、

 

       何となく信じられているものもあれば、しっかりとした根拠のあるものもあり、

 

                 きちんと見極めることが大切です。

 

        誤った俗説に振り回されず、正しい知識をもって適切な対策をとることが、

 

             何よりの近道ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

                   ありがとうございました。